【CES2016に学ぶ!】2016年のテクノロジートレンド10
今年のCESかなり盛り上がりましたねー!
たぶんこれだけ盛り上がったのも今まで以上に革新的なハードウェアが多く、かつUIが洗練されていた印象があります。
ホバーボードもテスラもそうですが、機能の充実性より見た目が重要だと感じますね。
CESではこれからスケールするプロダクトなどが多く紹介され、今後のトレンドについて話しています。
来年の今頃復習するためにもここで綴っておきました。
1. 自動運転
CESで一番注目を浴びたのは、「ファラデー」でしょうか。
テスラも自動運転が体験できるようになったりと、ここの領域は壁が多いですが、どんどん最先端を行っていただきたい!
2. パートナーシップ
Amazonとフォードが提携したように2016年も多くのアライアンスなどが生まれると予測しています。
Appleとエルメスみたいにテクノロジー×◯◯といったパートナーシップが多く生まれてデジタルデバイスもより洗練されると良いなあと思いますね。
いくら性能が良くても見た目が悪いとあまり使われないと思うので。
3. ロボット
日本(だけではないですが)で圧倒的人気なのはやはり「Pepper」ですね。
CESでも紹介があったように、セグウェイが自走可能ロボットを発表したりと既にプロダクトとして成立しています。
ライブラリなどが増えて、一般家庭でもカスタマイズできるようになるのを期待しています!
4. 無限スクリーン
どう和訳して良いのか分からなかったので分かりにくいと思いますが、3Dマッピングの技術進歩などによってどこにでもスクリーンを映すことを言ってるのではと思います。
めちゃめちゃ薄かったり、曲がるようになったり、人の肌に投影したりと使える幅はかなり広くなっているでしょう。
5. VR(仮想現実)
やはりVRは外せませんね。
Oculus Riftも消費者向けに予約販売を始めていますが、ここへの興奮は止まらないですね。
日本だけ見てもSonyのPlaystation VRやFOVEなどテレビ取材されるほど注目を浴びています。
6. ウェアラブル
ウェアラブルに関しても妥当といったところでしょうか。
個人的に最近驚いたのは、シャオミが取れるデータはApple Watchなどと変わらずに15ドルで販売することを発表したこと。
FitbitのようにAPIが充実していたり種類豊富なのが勝つのか、Apple Watch×エルメスのようにいちファッションとして勝つのか、シャオミのMi Bandが価格優位性で勝つのか。
同じ腕用のデバイスなんですが、面白いですねー。
もちろんメガネなど他のジャンルも気になります!
7. スマートハウス
エンジニア視点であれば「おうちハック」という単語も流行るくらいすでに、インターネットとコネクトされていますが、
一般家庭でも使えるようなデバイスが増えていくのでしょう。
CESではセキュリティ関係のものにフォーカスされていますね。
8. レトロなデバイス
当然時代が進んでいけば、あえて古いものへのこだわりが強くなったりします。
古着屋が良い例ですが、他にも電子書籍と紙の本、デジタルカメラとフィルムカメラなど。
最新のガジェットが出ると同時に昔のものが流行るのも事実です。
9. ソフトとハードのハイブリッドなUX
ここでの意味は、いかに取説のいらないハードウェアが作れるかどうかという点。
メディアなどによく出ているプロダクトは、機能性が高く、UIがシンプルすぎて、一般消費者が簡単に使えるようなものではありませんでした。
そういったプロダクトでもユーザー体験を元に考えてローンチすることになるだろうということ。
10. IT企業からインフラになれるか
ここに関してはトレンドと言っていいのか分かりませんが、2015年は「ユニコーン」というキーワードが生まれました。
今回取り上げられていたGoProなどはカメラメーカーからスポーツコンテンツのパブリッシャーになれるかどうか。
つまり、いちIT企業ではなく、一つ高いレイヤーの企業として成長できるかが2016年は鍵になりそうですね。
以上10のトレンドでした。
VRや自動運転などまだ世に出てないプロダクトは待ち遠しいですが、ここ最近ガジェットも本当に増えていて、頭が爆発しそうです。
CES2016のスライドを添付しておきます。
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