ジーズアカデミーで学んだ「技術以外」の3つのこと
これは、ジーズアカデミーのアドベントカレンダーなのですが、他の人も読むと思うので、説明しておくと
僕は、2015年の7月からジーズアカデミーというプログラミングスクールに通っています。
半年間のカリキュラムで、全くの初心者でもサービスを0からリリースまでさせるというプログラム。
と、こういったスクールに入って、こっちでは留年しないように頑張っているわけです。
そして、早速、本題に移りますが
入学式を終えてから約5ヶ月がたった今、ジーズアカデミーに入ってから感じたことを綴ろうと思います。
セカイは誰かが変えてくれるわけじゃない
ジーズアカデミーのコンセプトに「セカイを変えるGEEKになろう」という言葉があります。
僕は2度詐欺に遭ったことがあるくらい単純な人間ということもあり、この言葉を鵜呑みにしていたので、ジーズに入ればセカイが変わると思っていました。
プログラミングを身につけ、卒業発表の時には、エンジニアとしての就職先が見つかると。
入学前はこんな風に考えていた気がします。
ただ、1期生の発表を聞き、それを聞いている採用担当を見ることで、
コミュニティに属しているだけでは何も変わらず、自分で変えていく努力 + それを発信する力が必要なんだと痛感しました。
あくまで、セカイを変えるかどうかは自分自身で、ジーズはそのきっかけでしかない。
そう思います。
1分の読み物の裏には、100時間の努力がある
最近よくメディアで、未経験からエンジニアとして活躍している人や初心者からWEBサービスを作った華やかな記事を見ます。
自信をつける上では良いと思いますが、真に受けると危険だなと個人的には感じるんですよね。
というのも、ジーズ卒業生のKさんもインタビューをされているのを見て、これだけ出来るようになった!という状態が拡大されていて、そのプロセスがあまり無かったからです。
そのKさんの努力について僕の知る限りでは…
8月なんかはほぼ毎日dotsというスペースで勉強していたのですが、Kさんも一緒に勉強していて、
毎日夜11時に帰るというのが習慣になっていました。
Kさんは、その後も2時くらいまで別の場所で勉強してたみたいですが。
これを、毎日やるって考えると朝ドラの主演女優並みにしんどいと思います。
記事だけを見ると、輝かしいものだけが一瞬でインプットされるのですが、その背景には圧倒的な努力があるんだと感じています。
CAの曽山さんも言っていますが、言うことは壮大、やることは愚直。これに限りますね。
自分が勝負すべき市場が見えた
職業として「エンジニア」と括っても、0から1が得意なエンジニアもいれば、1を10にするエンジニアや、100を継続させるエンジニアもいます。
ジーズに入る前は、漠然とプログラマーになりたい、プログラマーとして活躍したいと思っていましたが、この先自分はなにで生き残っていくのだろうか、とエンジニアを見るたびに考えるようになりました。
結果的に今すごく思うのは、エンジニアの世界を見ることで専門的に技術を深堀りしている人には今後も勝てないだろうということ。
そして、今後事業を作り続ける上で、技術だけじゃスケールさせられないということ。
そんな風に感じます。
自分自身が今後バリュエーションを高めていくためには、何か一つのスキルを垂直的に伸ばすプロフェッショナルな人ではなく、ジェネラリストのようにならなくてはならないと感じています。
もちろん開発においては、形にする能力だけは最低限必要だと思っていますが。
という、まだまだざっくりとした感じですが、自分の争うべきポジションが少しでも見えてきた気がしています。
あまり一貫性のないテーマでいろいろと話しましたが、
この数ヶ月間、感覚として変わらないのは、「プログラミングがめちゃめちゃ面白い」ということです。
ジーズ入学当初は、与えられた課題すらきちんとやり遂げられないレベルでしたが、今ではいろんな事に興味が出て、ArduinoでLチカしてみたり、自分のFitbit使ってみたり。
とにかく、プログラミングしない日が無いというのが現状です。
最後、技術的な話になってしまいましたが、技術以外で学んだものをまとめました。
これからジーズに入る人や、これからプログラミングを始めようという人に参考になったら幸いです。
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