いつも参考にしている日本の編集長を厳選!【神7シリーズ第二弾】
シリーズと書いてあるのにたぶん年に1回くらいしか書いていない神7シリーズです。笑
神7って何だっけ?と自分でも忘れるくらいもう使われていませんが、神7というのはAKBの選抜総選挙で生まれた言葉であるのは周知の通りですね。
それをこのブログでもいろんなジャンルの神7を紹介していこうというシリーズです。
今回第二弾なわけですが、前回はマッキンゼー出身の起業家を取り上げました。
そして、今回は僕が個人的にいつもベンチマークとさせてもらっている編集長の方々です。
メディアという領域は常に変化し続けているので、第一線で活動している方の意見なんかはいつも勉強になっています。
そんなわけで編集長の神7を選ばせていただきましたので、ぜひ参考までに!
1. 今尾朝子氏 – VERY
source:http://www.fashionsnap.com/news/2016-01-08/very-professional/
今尾さんは、紙媒体(女性ファッション誌)の凄腕編集長なので、なかなかWebで目にする機会はありませんが、仕事への姿勢は本当に勉強させてもらってます。
女性ファッション誌の中でも一番売れているVERYの編集長をされていますが、個人的に凄いと思っている点を2つ挙げると…
- 徹底したユーザーファースト
- 常に潜在ニーズを掴むアウトプット
かなと思っています。
「ユーザーファースト」と言葉で言うのは簡単だけど、ユーザーはこういうものを欲しがっているだろうと決めつけてしまう人は本当に多くいると思います。
今尾さんは「答えはユーザーが決める」という意識が徹底されている気がします。
そして、ユーザーが言語化できないニーズを捉えるという感覚は素晴らしいだろうなあと感じます。
2. 佐々木紀彦氏 – NewsPicks
source:http://team-work.jp/feature/1272.html
ビジネス系メディアといえばこの人。
東洋経済やNewspicksなど、スマホの普及によって経済系のメディアをディスラプトしたような気がします。
もしくは、これまであまりニュースを見てこなかったユーザーもすくい上げたんじゃないかなと。
佐々木さんの凄みは、キャッシュポイントありきで良いコンテンツを作ろうとしている姿勢。
メディア単体でマネタイズできているのは、素晴らしいなあと感じます。
3. 西村真里子氏 – SENSORS
source:http://wired.jp/2015/01/15/ces-report/
テック系のメディアで女性の編集長というだけで、かなりブルーオーシャンなんですが、西村さんの凄いところは自分も司会だったり、元エンジニアということもあり技術視点で話せるという雰囲気ですね。
こんなに明るい人で、テクノロジー信者な人はいないんじゃないかと思ってます。
そして、一番すごいと感じて自分では真似できないなと思うのは、プログラマーなどちょっとオタク気質な人の話の引き出し方ですね。
HEART CATCHのイベントに行ったり、イベント動画見たりしましたが、ゲストとギャラリーを巻き込むオーラがすごい!
4. 井出一誠氏 – FindTravel
source:http://www.travelvoice.jp/20150917-50474
井出さんは旅行系メディアFindTravelの代表なので現編集長ではありませんが、元々mixiのFind jobスタートアップやガイアックスのソーシャルメディアラボなどの編集長出身だったりします。
特に、Find jobスタートアップのメディアなんかはめちゃくちゃ質が高く、個人的には硬派なメディアのトップを走っていたと思っています。
5. 西村賢氏 – TechCrunch
source:http://robotstart.info/2015/09/28/robot-report-tokudai_pepper_hackathon.html
僕が思う西村さんの凄さというのは、取材などで一歩踏み込んで聞いているところですかね。
ちょっとナイーブな人なら気がひけるような質問もわりと普通に聞いているのが、良い意味で遠慮が無いなあという気がします。
かつ本人が(Twitterを見る限り)エンジニア気質なので、技術寄りの編集者は圧倒的少数だなあと、いち編集者におけるポジショニングは学ぶことが多いですね。
6. けんすう氏 – nanapi
source:http://gqjapan.jp/_special/moty/2014/person/person16/page03.php
けんすうさんは編集長ではありませんが、メディアへの経験と知識の底が見えないなといつも感じるので選びました。
事業としてミルクカフェやnanapiを運営されてきているので、メディアのグロースハックについては天才だと感じます。
けんすうさんのnoteも購読しましたが、Webだけでなく雑誌や新聞など多角的に分析されていたので、改めて自分の視野の狭さを痛感しましたね。
7. 瀬戸晴加 – Tiaraガール
source:http://simplog.jp/pub/9504379/23
瀬戸さんはWeb界隈で知ってる人は少ないかもしれませんが、僕と同じ大学出身です。(たしか中退だったらすみません笑)
んで、うちの大学の初代ミスグランプリを取っているのですが、有無を言わせないくらい美人です。
僕はいつもTwitterで「せとはるさんは天才」だと連呼してるんですが、瀬戸さんの凄いのは、プレイヤーとしてもマネージャーとしてもカリスマ性にあふれているところです。
編集長なので、どういう企画が当たるかという感覚はもちろんなんですが、いざとなったら自分がプレイヤーとして登場できるというのが素晴らしいところ。
インスタとか見ても芸能人でもないのに1000いいね以上ついてて恐ろしいなとか思ったりします。
プレイングマネージャーの超絶参考事例になってます!
いろんなテーマで勝手に選出する神7シリーズですが、どうでしたかね!?
もう少し違う切り口だったら面白そうだなあとか、書いてて感じましたが今後も連載する(あくまで)予定なので、ぜひご覧ください。
公開日:2016年1月24日