人事からのお祈りメールが消えるかもしれない「Refcome」がリリース
Combinatorというスタートアップの仲間集めサービスをやっていた清水さんが
リファラル採用を活性化させる新しいサービス「Refcome」をリリースしています。
日本でも事業がスケールするスピードや資金調達のスピード感が上がっているにも関わらず、
採用のスピード感はまだまだ変わっていないような気がしています。
新卒も一括採用だし、採用=人事の仕事というイメージは強いでしょう。
シリコンバレーであれば、知人がその知人を紹介するほどリファラル採用が当たり前になっています。
ちなみにリファラル採用とは、社員からの紹介で縁故採用といった形で企業にジョインするといった手法です。
そこで、Refcomeが解決するであろう問題を挙げていきますが、その前にRefcomeのサービスについて。
社員全員が採用担当になるRefcomeとは
これまで縁故採用するとなると…
口頭でお願いしたり、とりあえずWantedlyでシェアしたりというのが限界でした。
それが、Refcomeを活用すれば
ランク付けすることで採用のモチベーションに繋がったり、
どのポジションにどういう人が必要なのかがより明確になることで紹介する人のイメージが強くなったり。
社員の知り合いということでコミュニケーションが円滑になるのはもちろんだと思いますが、圧倒的に採用までのスピードが上がる気がします。
Refcomeが人材の流動性をあげる
人事はこれまでエージェントが頼みの綱だったわけですが、エンジニアの多くは紹介で入社することが現実です。
理由としては、エージェントの人は営業色が強くエンジニアとしてのコミュニケーションが取れないからだと。
そうなれば社内にいるエンジニアに紹介してもらうというのが一番効率的でしょう。
大抵、リファラル採用のインセンティブなんて入社した時の面談くらいでしか触れないので忘れてしまうのですが、
Refcomeを使うことでリファラル採用によるインセンティブを浸透させることができるはずです。
情報を可視化、数値化することで「俺も紹介できそうな人いないかな」という意識改革につながるでしょう。
今後、リファラル採用が増えてくれば人事の中途採用の負担も減り、
新卒に割けるリソースが増え、「お祈りメール」が世の中から消えるかもしれませんね。
公開日:2015年8月12日